
日本フィルハーモニーの木野雅之氏をお迎えして開催しております「浴衣deコンサート」
10月30日(水)は、ヴァイオリンの木野雅之氏と、ゲストにヴァイオリン / ヴァイパー 奏者・作曲家の大城 敦博氏をお迎えし開催いたします。
開演は午後8時30分、会場はロビー、入場無料。
・・・出演者プロフィール・・・
★木野雅之 (きの まさゆき) ≪ヴァイオリン≫

木野雅之 Photo by Mr. Kazuya Akashi
桐朋学園を経て、1982年ロンドンのギルドホール音楽院に学び、 名匠イフラ ・ニーマン教授に師事する。音楽院卒業後、ナタン・ミルシュタイン、ルッジエーロ・リッチ、イヴリー・ギトリス等3人の巨匠に師事し研鑽を積む。
1983年、イタリアにてロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリン・コンクール優勝。84年、ロンドンにてカール・フレッシュ国際ヴァイオリン・コンクール最高位を獲得し、W.H.スミス賞と聴衆賞を受賞。 85年、パリにてメニューイン国際コンクールでサロン音楽特別賞を受賞。87年には『ロイヤルオーケストラ協会シルバーメダル』 を授与され、ロンドンにて記念演奏会を行った。88年、ベルリンにてルッジェーロ・リッチ国際マスター・コンクール優勝。90年にはアメリカのパーム・ビーチ招待国際ヴァイオリン・コンクールに優勝。
ソリストとしてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン交響楽団、ポーランド国立放送交響楽団、モスクワ放送交響楽団、ロンドン・モーツァルト管弦楽団等と共演。また、サンレモ、オールドバラなど 国際音楽祭への参加も多く、海外での活躍も盛んに行われている。
名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサート マスターを経て、93年4月 より日本フィルハーモニー交響楽団のコンサート マスターに、02年7月 よリソロ・コンサート マスターに就任。
多数のCD、DVDがオクタヴィア、サウンド&ミ ュージッククリエーション他より発売されており 、 いずれも高い評価を得ている。
世界各地での活動の他、2015年より毎年、インドネシアにてコンサートとマスタークラスを行い、ジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラバヤ、パダン パンジャン等で演奏。又、2018年にはマレーシアのクアラルンプールでも演奏した。東京音楽大学教授、桐朋学園大学、武蔵野音楽大学講師、インドネシア パダンパンジャン国立芸術院客員教授として後進の指導にあたっている。 JASTA(一般社団法人日本弦楽指導者協会)顧問。
使用楽器は恩師ルッジエーロ・リッチから譲り受けた1776年製ロレンツォ・ストリオーニ。
《木野雅之オフィシャルサイトhttp://eknowhowinc.juno.weblife.me/masakino2/index.html》
★大城 敦博≪ヴァイオリン / ヴァイパー 奏者・作曲家≫

大城 敦博 (おおしろ あつひろ)
沖縄那覇出身、京都南丹在住。
琉球器楽 / 琉球提琴曲(琉球バイオリン)の発展に貢献。
エイサー、琉球舞踊のヴァイオリン一挺のみの地謡を史上初演。
国内初の6弦ヴァイパー奏者。
様々なジャンルへの対応力や型破りな「ループ奏法」に定評がある。
日経新聞はじめ、メディアにも多く取り上げられる。
3Dvarius社(フランス)公式広告大使。
3枚のCDアルバムをリリース。
唄三線の盛んな沖縄の那覇に生まれ育つ。
幼少の頃から器楽(声ではなく楽器による音楽)に興味を持ち、琉球民謡も器楽で聴きたいと思っていた。
ところが琉球には器楽がほとんど無いことを知る。
1993年、左手ピチカート伴奏を加えた「てぃんさぐぬ花」を聴いた祖母のひと言をきっかけに、ヴァイオリンならではの沖縄音楽を思い描き始める。
クラシック、ポップス、ロック、ケルティック、ブルーグラス、中国、モンゴル、ジャズなどの様々な音楽に取り組む。
イタリア生まれのヴァイオリンが、アイルランド、ロシア、ブルガリア、アラブ、インドなど様々な国々の民族楽器としても使われていることを知り「沖縄生まれの民族ヴァイオリン音楽」を目標に琉球器楽 / 琉球提琴曲(琉球バイオリン)を創り上げる。
てぃんさぐぬ花から29年後、沖縄タイムス(2022.1.7.)に「琉球ヴァイオリン確立」と掲載されるに至る。
バンド演奏のために始めたエレクトリック・ヴァイオリン研究の経験を活かし、ヴァイパー(アメリカ Wood Violins社製)にオリジナル改造を施す。
独自の音色とエレクトリック・ヴァイオリンの常識を覆す表現力を得て、国内における6弦ヴァイパーの第一人者となる。
イベントやパーティ、人権講演会、学校の文化鑑賞授業などの演奏、レストラン、カフェでの定期ライヴ、他バンドへの参加、沖縄、京都のラジオ出演など多数。
2016年世界ウチナーンチュ大会OKINAWA LATINA出演。
NAMM Show 2020 (USA)で琉球ヴァイオリン曲を演奏。「誰のものとも違う独自の音楽」と評される。
この演奏をきっかけに 3Dvarius社(フランス)の新製品 6 string Equinox violin 公式広告大使に抜擢される。
ヴァイオリン上達のカギは骨格にあるという考えから、独自の肩当てを開発して特許を取得(第4795901号)。
ヴァイオリンの保持に悩む人の力になっている。
大城 敦博
オフィシャルサイト
https://www.ryukyuishviolin.com/